家族みんなで楽しめるSL列車。
「SLばんえつ物語」

地元ゆかりの機関車が、地元の熱意で保存・復活

「SLばんえつ物語」は1999年4月29日に復活を遂げたSL(C57-180)が牽引し、新潟県の新津駅と福島県の会津若松駅の間の磐越西線を運転する列車です。主に土曜日・日曜日に運転し、グリーン車を連結しています。牽引するC57はその気品ある姿から「貴婦人」の愛称があります。また、180号機は新潟県で活躍し、引退後は新津市内の小学校にて静態保存されていた地元ゆかりの機関車でもあります。

大きな動輪と細いボイラーにより優美に見えるその姿から“貴婦人”という愛称で親しまれてきました。

川を渡り山を越える蒸気機関車

磐越西線は福島県の郡山駅を起点とし会津若松駅を経由し新津駅までを結びます。そのうちSLばんえつ物語が運転される区間には「森と水とロマンの鉄道」の愛称が付けられていて、その名の通り阿賀野川に沿った山間を通ります。4号車の展望車にあるパノラマ展望室ではその森と水が織りなす大自然の風景を満喫できます。乗車記念スタンプや郵便ポストも設置してあるので思い出を形にすることも!
※運行状況等によりやむを得ず消印が当日にならない場合があります。

「森と水とロマンの鉄道」磐越西線の四季折々の風光明媚な景色をお楽しみください

お子さまから大人まで、家族みんなで楽しむ列車

1号車はオコジョ展望車両。オコジョとはイタチ科の動物で、非常にかわいらしい見た目をしています。お子さまが遊ぶことのできるフリースペース「オコジョルーム」や、大人も楽しめる「オコジョ展望室」を備え、ファミリー全員で楽しむことができます。途中停車時間の長い津川駅のホームにはSLばんえつ物語のイメージキャラクターの「オコジロウ」のオブジェや「オコジロウの家」があり、停車中のお楽しみもご用意しております。

往路は力強い機関車がすぐ目の前に、復路では磐越西線の美しい景色が一面に広がります。

会津の文化に触れる

途中経由する喜多方は様々な用途に用いる4,000棟余りの蔵が立ち並ぶ蔵の街として有名です。ただの倉庫としての用途にとどまらず、店舗や住居、醸造場に寺院など暮らしに密着した多彩な形態の蔵があるのが特徴です。終点会津若松といえば鶴ヶ城の城下町。武家屋敷や白虎隊記念館といった歴史に触れる博物館や七日町通りのレトロな街並みなど観光スポットが盛りだくさん。「こづゆ」や「にしんの山椒漬け」といった郷土料理もあわせてどうぞ。

蔵が立ち並ぶ喜多方の街並み

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、サービス内容が変更される場合があります。



鉄道の旅特集へ

TOUR
あなたにおすすめのツアー

もっと見る

STORY
その他のストーリーを
チェック

TOPに戻る

※写真はすべてイメージです