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株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールス

風光明媚な山間を行く。
「只見線」

山々の間を縫って走るローカル線

JR只見線は1971年に全線開通した、福島県会津若松駅と新潟県小出駅の間135.2kmを結ぶ路線です。沿線は国内有数の豪雪地帯であり、秘境と呼ばれるような人跡まばらな地域も経由します。経路上の福島県只見地区と新潟県魚沼地区は接しているものの交通手段が少なく、並走する国道は豪雪により例年概ね11月~4月の間は冬季通行止めとなるため、只見線が唯一直接結ぶ通年利用可能な交通手段となっております。

冬の第一只見川橋梁

海外にまで轟くその魅力

只見線の魅力と言えば、沿線を流れる只見川と険しい山々が織りなす絶景です。雪解けの水面に花が咲く春、新緑がまぶしい夏、燃えるような紅葉の秋、一面白銀の世界となる冬と四季を通じて表情を変える絶景は日本のみならず海外でも話題になっています。例えば第一只見川橋梁を渡る只見線の風景は福島県、そして東北を代表する絶景としてたくさんの写真がいろいろな機会に公開されているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

紅葉の第一只見川橋梁

自然に囲まれているがゆえに

山と川が作り出す絶景は時として牙を剥きます。以前より落石や土砂流入等の被害がありましたが、特に被害が大きかったのが2011年7月に発生した「平成23年7月新潟・福島豪雨」です。この豪雨によって只見線は複数の橋梁が流失し、路盤も流出するなど甚大な被害を受けました。被害が比較的軽かった区間は順次運転が再開されたものの、被害が大きかった会津川口駅-只見駅間は2021年9月現在もまだ復旧していません。

川霧と第一只見川橋梁

復旧を目指して

先述の豪雨被害によって発生した不通区間は、元々運行本数も1日3往復と輸送量が大きいわけではなかったこともあり、このまま廃線になるのではないかとささやかれるほどでした。しかし福島県をはじめとする地元自治体は鉄路の維持を要望し、県が設備を所有・維持管理するいわゆる「上下分離方式」での復旧が決まりました。復旧工事の完了は2022年上半期を見込み、営業運転の再開は2022年中を目指すとJR東日本から発表がありました。復旧した只見線に乗って絶景の旅ができる日が待ち遠しいですね。

真夏の第一只見川橋梁



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※写真はすべてイメージです

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