やさしい風景に出会えるローカル線の旅。
「リゾートしらかみ」
- 列車
人気ローカル線「五能線」を走るリゾート列車
秋田―青森・弘前間を走る「リゾートしらかみ」。秋田県東能代駅から青森県川部駅までは、全長147.2kmの「五能線」を進みます。「一度は乗ってみたいローカル線」として人気を集める五能線。車窓に連続する絶景だけでなく、車内で繰り広げられる、「ふれあい販売」や津軽三味線の演奏、語りべの実演など独特なおもてなしが魅力。乗っているだけでエンターテインメントになる、まさにそんな列車です。

「リゾートしらかみ」の車両は「橅」「青池」「くまげら」の3編成
日本海と白神山地の絶景を車窓から
秋田県と青森県の県境を挟んで、五能線は海岸沿いに走ります。片方の車窓には日本海、もう片方には世界自然遺産として知られる白神山地の雄大な風景が。日暮れの時間にめぐり合う、日本海へと沈みゆく夕日は息をのむ絶景です。日の入り時間を調べて乗車する人もいるほど。そんな美しい風景を見逃さないよう、窓は大きめの造り。どこに座っても特等席になります。43ある沿線の駅には、「日本の夕日百選」に選ばれる「千畳敷」や海にせり出し秘湯感あふれる「不老ふ死温泉」など、数々の観光スポットがあり、途中下車もオススメです。

「橅」編成の先頭車両。窓に向かって座れる展望席があり、ここでイベントも開催されます
ブナの木をふんだんに使った「橅」編成
「リゾートしらかみ」の車両3種類のうち「橅(ブナ)」編成は、車両の外も中もユニークです。外装はブナの木立をグラデーションで表現。内装にはシンボルツリーのブナをはじめ、秋田産の杉や青森ヒバなど沿線の木材をふんだんにつかってぬくもりある空間を演出しています。暖色系のシートは、東北の夏祭りをイメージしたデザイン。ビタミンカラーが元気をくれます。3号車には「ORAHO(おらほ)」カウンターがあり、地酒や白神山地の自然水で入れたコーヒー、スイーツなどを販売。景色を眺めながら、旅のお供においしくいただけます。

車窓に見るのどかな日本海の風景は、ローカル線ならでは
地元の人のあたたかさを感じる「ふれあい販売」
「リゾートしらかみ」の旅を楽しむうえで、忘れてはいけないのが「ふれあい販売」です。途中の駅で地元の方々が列車に乗り込み、その土地でしか手に入らない特産品を販売します。お勧めの品を尋ねたり、商品にまつわる話を聞いたり、地元の人とのやり取りに心が和む「ふれあい販売」は大好評。各駅で特色の異なる品々が紹介され、個性豊かな各地の魅力に気が付くきっかけにもなりそうです。購入したものは、その場で食べるもよし、お土産にするもよし。工芸品は旅の記念にもなりそうです。いくつもの絶景と地元の人たちに癒やされる旅を、「リゾートしらかみ」で体感してみませんか。
※ふれあい販売や車内イベントについては、日程・区間でによっては実施しない場合があります
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