千年を超える歴史と豊富な泉質。
「鳴子温泉郷」
- 温泉
数も種類も豊富な温泉
鳴子温泉郷は宮城県北西部、陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)の鳴子温泉駅周辺を中心に広がる「鳴子温泉」「東鳴子温泉」「川渡温泉」「中山平温泉」「鬼首温泉」の5つの温泉地の総称です。全てを合わせた源泉数は400本近く、日本にある旧泉質11種類のうち8種類が楽しめるという東北を代表する温泉郷の一つです。

風情のある温泉街と公共浴場「滝の湯」 写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
伝統と革新が共存する温泉街
特徴的な公共浴場である鳴子温泉の「滝の湯」「鳴子・早稲田桟敷湯」は有名です。滝の湯は総ヒバ造りの建物に浴槽があるだけの昔ながらの雰囲気を楽しめる浴場で、鳴子・早稲田桟敷湯は対照的に前衛的な建物の浴場です。早稲田の名前は昭和23年夏に早稲田大学の学生がボーリング実習で掘り当てたことから来ています。

鳴子温泉神社の御神湯として千年の歴史を持つ古湯「滝の湯」 写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
泉質の違いを肌で感じられる湯めぐり
温泉の種類が多い鳴子温泉郷では湯めぐりに便利な「湯めぐりチケット」が販売されています。鳴子温泉郷を構成する5つの温泉地と陸羽東線沿線の赤倉温泉・瀬見温泉で使えるもので、宿泊してもしなくても多彩な泉質の温泉を便利に楽しむことができます。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、日帰り入浴を行っていない施設があります。
伝統の工芸品をお土産に
鳴子のお土産・工芸品と言えばこけしです。約200年前におもちゃとして作られ始めたというこけしは、今では伝統的な工芸品として親しまれています。宮城県内だけで5系統のこけしが国の伝統的工芸品に指定されており、それ以外にも東北地方各地に様々な様式のこけしがあります。お土産に集めて違いを楽しむのもよいのではないでしょうか。

鳴子温泉のこけし店 写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
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