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株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールス

首都圏と東北の往来がより早く、便利に
常磐線全線開通

2020年の全線開通で、復興へのパワーに

東日本大震災で大きな被害を受けたJR常磐線。震災後、不通となった路線は徐々に復旧していきましたが、東京電力福島第一原発事故の影響から、富岡―浪江間はなかなか再開されませんでした。しかし2020年3月、ついに全線が開通。品川から仙台までが1本の線路で繋がりました。

品川・上野から仙台を約4時間半で結ぶ特急「ひたち」

復旧工事が進み、ついに迎えた全線開通

首都圏と東北を結ぶ常磐線は、2011年3月の東日本大震災で大きな被害を受け、広範囲で不通となりました。その後、除染作業や復旧工事が少しずつ進み、首都圏側、仙台側、それぞれの方面から区間ごとに復旧されていきました。しかし福島県内の富岡―浪江間は長きにわたり帰還困難区域を含んでいたため、運転再開には至らず。ついに、富岡町、大熊町、双葉町の一部エリアで避難指示が解除。2020年3月14日に運転再開が決まりました。9年の時を経て、再び全線開通した常磐線。復興の加速に貢献します。

震災前より内陸に移動した線路。それでも海の絶景は変わりません

災害に強い鉄道を目指して

震災を経験し、復旧に当たっては「災害に強い鉄道づくり」が大きなテーマとなりました。常磐線は、先行開業区間を含めて津波に流された旧ルートを内陸に移転。設備の省メンテナンス化や耐久性の高い軌道を採用するなど、災害に負けない鉄道づくりが行われました。富岡―浪江間でも一部の橋を鋼橋化するなど、耐震性、安全性に配慮した取り組みを実施。地域を支える交通インフラとして、安定した運行が期待されます。

田園風景の中を走る常磐線の特急「ひたち」

より快適で使いやすさを追求

津波によって流されたり破損したりした駅舎は、すべて建て替えられました。オペレーションの省力化のためICカード乗車の範囲を拡大。新しい駅には対話型券売機を導入するなど、利用客にとっての利便性も向上させています。首都圏と東北をつなげる常磐線の全線開通により、これまで以上に気軽な往来が実現。Suicaを使って東北のまちへ、気ままにでかけてみませんか。

常磐線再開を機に、リニューアルされたJR双葉駅



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