船でしか行けない秘境の一軒宿
「大牧温泉観光旅館」

岸壁に佇む宿で過ごす寛ぎのひととき

富山県の清流、庄川の河畔にあり、交通手段は遊覧船のみという秘湯中の秘湯「大牧温泉観光旅館」。峡谷の岸壁に佇む宿からは四季折々の峡谷美を一望することができます。山間の静かな佇まいの一軒宿では日常の喧騒を離れ、何もしない贅沢な時間をゆったりとお過ごしいただけます。

ダム湖の底から復活した秘境の温泉宿

大牧温泉の開湯は1183年(寿永2年)、倶利伽羅峠の戦いで敗れた平家の落人が発見したといわれています。江戸時代以前から万病に効く湯治場として親しまれていましたが、1930年(昭和5年)に小牧ダムが造られたことで沈んでしまいました。その後、現在の湖畔の高台に建物を新築し、湖底から源泉を引いて1931年(昭和6年)から「大牧温泉観光旅館」として営業を再開しました。陸路では行けなくなったため船で宿泊客を送迎することになり、「船でしか行けない秘境の一軒宿」としてサスペンスドラマの舞台に何度も取り上げられ、今も全国から多くのファンが訪れています。

庄川峡の壮大なパノラマを望む、源泉掛け流しの湯

源泉はわずかに硫黄のにおいと塩気がある無色透明のお湯で、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。すり傷や皮膚病などに効果があると言われ、源泉掛け流しの肌ざわりがやわらかいお湯は身体を芯からあたためてくれます。自然と一体となったような露天風呂、渓流を眺めながらのんびりできる大浴場、湖面の高さ近くにある中浴場など複数の浴場を巡る楽しみもあります。

360度の絶景に包まれるクルージングへ

大牧温泉観光旅館へのアクセスは「庄川峡遊覧船」のみ。小牧港から大牧港まで片道約30分間の船旅で、水上から眺める桜や眩しい新緑、鮮やかな紅葉、水墨画のような雪景色など、四季折々の風情のある景色をお楽しみください。
遊覧船の船室内には暖房がついているので、冬でも暖かく乗船できます。往路の船では、大牧港に到着する前に旅館を一望できるポイントまで運航してもらえるので絶好のシャッターチャンスです。ただの移動手段ではなく、旅の楽しみの一つとして大自然の中をゆっくりと進む遊覧船から山々の美しさを眺めてみてはいかがでしょうか。

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※写真はすべてイメージです