黒部峡谷の秘湯・黒薙(くろなぎ)温泉を源泉とする清らかな湯と大自然に癒される—「宇奈月温泉」

「宇治や奈良と並ぶ名月の地」-宇奈月

黒部川の電源開発が始まった大正時代、この地に温泉街を築く計画が進められました。幾多の苦労を重ねて、黒部川の約7キロ上流にある黒薙から温泉を引くことに成功しました。電源開発の功労者である山岡順太郎と山田胖(ゆたか)の二人は、お湯につかりながら、この温泉地の名前を相談していた夜、月が美しく、宇治や奈良とならぶ名月の地にしようと思いを込めて、元々の「うなづき」の地名に「宇奈月」の文字をあてることにしたのです。

宇奈月温泉噴水 写真提供:とやま観光推進機構

つべつべ、清らか お肌に優しい「美肌の湯」

宇奈月温泉のお湯は無色透明で、お肌にやさしい「美肌の湯」と言われる4つの条件がそろう優れた泉質です。角質を落としてお肌しっとり「イオンのうるおい効果」、お肌に優しくタッチする「弱アルカリ性の優しさ」、体の中までキレイにする「炭酸ガスのデトックス効果」、お肌に染みこんでストレス解消「ミネラルのリラックス効果」で『つべつべ美肌』の出来上がり。他にも、リウマチ、神経症などにも効果があるといわれます。

泉質:弱アルカリ性単純泉

延楽・露天風呂 写真提供:延楽

温泉街を元気にする地域のお風呂・総湯「湯めどころ宇奈月」

湯の街にできた、大きな家の縁側のように人が集える、宇奈月のシンボル・総湯「湯めどころ宇奈月」。地元住民と観光で訪れた人々が同じ湯につかり、語り合える和みの場です。お湯を囲みながら、顔・言葉・心がつながります。観光案内所も併設しているので、宇奈月の観光スポットやグルメも気軽にお尋ねください。

総湯「湯めどころ宇奈月」 写真提供:(一社)黒部・宇奈月温泉観光局)

体ぽかぽか、お肌しっとり—気軽にリラックスできる足湯

宇奈月温泉街には、足湯が4箇所点在しています。その中のひとつ、足湯「くろなぎ」は、 富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」のホーム上にある珍しい足湯。足湯は、駅の中からも外からも利用することができ、足湯のみならず手湯もあります。お湯の温度は約40℃で宇奈月温泉の源泉「黒薙温泉」より引いています。トロッコ電車と富山地方鉄道のレトロな電車が同時に見える足湯「くろなぎ」でリラックスタイムをお過ごしください。

足湯「くろなぎ」 写真提供:(一社)黒部・宇奈月温泉観光局)

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※写真はすべてイメージです